吹奏楽のために構成された舞踏風作品
「舞踏祭への前奏曲」は、ダイナミックで壮大なメロディと多彩なリズムが魅力的です。舞踏祭をイメージしたこの楽曲は、フリアント、スコチナー、タランテラなど、6つの個性的なセクションに分かれています。静寂と気品が漂うパヴァーヌ風間奏曲、軽快で陽気なポルカ、そして優雅なステップが思い浮かぶワルツなど、あらゆる場面で観客を舞踏祭の世界へ引き込みます。各セクションの持つ特徴的なリズムやメロディが、演奏者に新たな表現の可能性を与え、聴衆に鮮やかな映像を喚起します。コンサートやコンクールで注目を集める一曲として、ぜひ挑戦してみてください。
《概要》
6 つの舞曲⾵の楽曲からなる⾃由な形式の楽曲。別々の曲の提⽰部分を抜粋したような形式になっており、その様⼦を舞踏祭で踊られる楽曲のハイライトに⾒⽴てています。タイトルはその様⼦からとったもので、使われている曲は順番にフリアント、スコチナー、タランテラ、パヴァーヌ⾵間奏曲、ポルカ、ワルツとなっています。
モチーフの主要な⾳の運びを各曲共通、または展開した形にしており、かなり⾃由な変奏曲としても扱えるかもしれません。
各舞曲の特徴について、「フリアント」は急速なテンポのチェコの⺠族舞曲の⼀種で、2 拍⼦×3と3 拍⼦×2 が交互に表れるもの。本曲においては、オリジナルなアレンジとして2 拍⼦と3 拍⼦の現れるタイミングをずらしている箇所があります。
「スコチナー」はフリアント同様チェコの⺠族舞曲の⼀種で2 拍⼦の舞曲。ホップ、ステップ、ジャンプといったリズムを持つものです。
「タランテラ」は8 分の6 拍⼦の急速なテンポを持つイタリア・ナポリ発祥の舞曲。
「パヴァーヌ⾵間奏曲」は⾮常にゆったりした4 分の2 拍⼦の楽曲で、1⼩節毎、後半は2 ⼩節毎に、花嫁がバージンロードを歩く時のためらうような間を持ちます。
「ポルカ」は2 拍⼦のチェコの⺠俗舞踊。この曲とこの後のワルツの間に⽐較的⻑いブリッジを伴い、大詰めへと向かっていきます。
「ワルツ」はもっとも有名な舞曲の1 つです。3 拍⼦の楽曲であるが、旋律はチャイコフスキー⾵のヘミオラを多⽤し、⼀種のポリリズムの楽曲となっています。
冒頭にあらわれるTutti での変ロ⻑調の和⾳は吹奏楽で最も輝かしい響きが得られるものの1 つであろうと思います。楽団の個性をいかんなく発揮していただければ幸いです。この楽曲の構成を簡単に⽰します。
「フリアント」 1-47 ⼩節/「スコチナー」 48-79 ⼩節(72 ⼩節からはブリッジ)/「タランテラ」 80-103 ⼩節(96 ⼩節からはブリッジ)/「パヴァーヌ⾵間奏曲」 104-115 ⼩節/「ポルカ」 116-155 ⼩節(140 ⼩節からはブリッジ)/「ワルツ」 156-215 ⼩節(188 ⼩節からはコーダ)(作曲者筆:田丸和弥氏)
「舞踏祭への前奏曲」"Prelude for Dance Festival”
product number:M085-WO1
Composer:/田丸和弥(Kazuya Tamaru)
Duration:0:03:42
Grade:3.5
Instrumentation :For Wind Orchestra
Publisher:MAESTRO, Inc.
JAN:4571632700737
Release:2024/04/01
《INSTRUMENTATION》
Piccolo
Flute 1. 2
Oboe
Bassoon
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1. 2. 3
Eb Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1. 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1. 2. 3
Horn in F 1. 2
Horn in F 3. 4
Trombone 1. 2. 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Glockenspiel
Timpani
Bass Drum & Cymbals
Percussions ( Tambourine, Snare Drum )