演奏:旭川市立永山中学校吹奏楽部
※この録音はカット版での演奏です。2023年3月11日同吹奏楽部第17回定期演奏会にて録音。
2022年北海道旭川市立永山中学校吹奏楽部委嘱作品
第46回全日本アンサンブルコンテストに北海道代表で出場。

〜 special thanks 〜
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作曲家:林大地(Daichi Hayashi)氏 Facebookページ
🍀2019年度吹奏楽コンクール課題曲「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲(第29回朝日作曲賞受賞作品)で、
一世を風靡した若手人気作曲家 林大地先生
《概要》
拙作「ゾウの足〜1986.4.26 チェルノブイリ原子力発電所事故による〜」の続編。
1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故により被害を受けた森、放射能により枯れてしまった木が赤くなり赤い森と呼ばれました。
立ち入り禁止になったため人間がいなくなったことで、動物の種類や個体数はかえって増え豊かな楽園へと姿を変えました。
曲の前半は赤い森と呼ばれる前の自然豊かな森。フルートは鳥のさえずりをイメージしています。
そして物語は不穏な場面へと一転、原発事故により放射能が森への侵食を始める。
ドライヴ感のある部分は、凄まじい勢いで森が枯れ進む場面。
中間部からは汚染された森。
各楽器による野鳥や動物の鳴き声など、生き物の嘆きが現れます。
後半の快速部は、樹木と動物たちの呼応の掛け合い。
現在でも尚続く放射能で汚染されている赤い森に祈りを込めて演奏していただければ幸いです。(作曲者筆:林大地氏)
\ 赤い森の嘆きと祈り /
1986年、チェルノブイリ原子力発電所事故により放射能に侵された森「赤い森」。
事故以前は鳥がさえずり、動物たちが共に生きる自然豊かな場所でした。
この作品は、その森の変遷と生き物たちの声なき叫びを音楽で描いた、林大地氏による意欲作です。
鳥のさえずりが響く「穏やかな森」
放射能に侵食されてゆく不穏な空気漂う「朽ち果てる森」
生命と自然の掛け合い、生き残るものたちの祈り「命の森」
深い社会的背景とドラマティックな構成が、聴く者の心に問いかけます。今なお“赤い森”に残る放射能の影。
祈りとともに、この音楽が新たな命を奏でることを願って。
祈りと再生を奏でる名作を.....。ぜひ、貴方の手で。
赤い森 〜1986.4.26 チェルノブイリ原子力発電所事故による〜/The Red Forest
product number:M310-8WEN4
Composer:Daichi Hayashi(林大地)
Duration:05:00
Grade:4
Instrumentation :Woodwind Octet/木管8重奏
Publisher:MAESTRO, Inc.
JAN:4571632701482
Release:2025/08/04
《INSTRUMENTATION》
Flute 1st(Piccolo)
Flute 2nd
B♭Clarinet 1st
B♭Clarinet 2nd
Bass Clarinet
Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone