\\\ 油断禁物、吹いたら最後ロック沼! ///
「3人でここまでロックできるのか!?」 鋭いビートとエネルギーが爆発する、金管三重奏による異色のロック組曲。
最初の一音ではまだ本気を出さない。それがこの曲の“前フリ”だ。静かに幕を開ける第1楽章... だが安心してほしい、ここからが本番だ。
第2楽章に入った瞬間、鋭く刻まれるビート、爆発する金管のグルーヴ!以降は怒涛の展開で一気に加速し、
ラストはトランペットの高音が吠える最終楽章「Head Banging」へ。
少し長めの曲ですが、最後まで聴いてこそ“この曲”の真価がわかります。
「まだか…まだ来ないのか…」と思ったあなた、
第3楽章からが本番です。最後の“ヘドバン”まで辿り着けたあなたは、もうロック三重奏の虜!
音が進むごとに熱が上がり、最終楽章で全てが爆発します。どうか最後までお付き合いください!
3人でここまで熱くなれるのか!?と思わず唸る、全4楽章のロック組曲。スコアの奥に込められたのは、かつてロックに憧れた少年たちの叫びと衝動。吹きたい気持ちが音に火をつける、そんな一曲です。
クラシックの風格とロックバンドの熱狂が同居するこの作品、ぜひ演奏して、あなたの音でロックを完成させてください!
《概要》
この組曲は、2024年8月開催のNew Sound Scape96’〜第19回演奏会「旋律」にて、
トランペット曽我部清典・ホルン堂山敦史・トロンボーン直井紀和の3氏により初演された。
コンサートテーマが「メロディ」、編成が「金管三重奏」、とくれば誰でもおわかりのように、当初はプーランクの「金管三重奏のためのソナタ」風のオシャレで小粋な曲を発表する予定であったが、演奏を依頼した曽我部氏の「ロックも良いぞ!」の一言から、シンプルなメロディに魂のメッセージをのせてロックをぶちかますのも一興、と180度方向転換。リハーサル時に曽我部氏が「曲名はニック・ジャガーでいいんじゃない?」と言われたとおり、本格的ロックと言うより、そこいらの初心者お兄ちゃんバンドが、ロックだぜ!といきり立ち、ローリング・ストーンズやエマーソン、レイク&パーマ等をリスペクトしてオリジナル曲を創って演奏してみたらたらとんでもなくヘンテコなパチモン風ロックナンバーができあがった、という感じの仕上がりになった。
本番では演目にフォーレ、シューマン、ラヴェル等のお洒落なメロディが並ぶ中、ブラストリオがいきなりステージ上に現れ、カルチャークラブの編曲2曲「君は完璧さ」・「戦争のうた」と抱き合わせで演奏され、クラッシック愛好の聴衆を驚愕させた。
その後、お節介な蛇足ともいうべき「ヘッドバンギング」用の前奏曲(または間奏曲)を付け加えた形で改作した。
演奏をしてくださる皆様には、演奏中ヘドバンに夢中になりすぎて口・顎・首等に怪我を負われぬよう、くれぐれも気を付けていただきたく予めご注意を申し上げておく。(作曲者筆:山口哲人氏)
金管三重奏による「ロック組曲」全4曲 (1楽章、2楽章、3楽章、Head-banging)“Rock Suite” for Brass Trio
product number:M264-3BE2
Composer:Akihito Yamaguchi(山口哲人)
Duration:14:00 ( 03:40, 03:20, 04:40, 02:30 )
Grade:5
Instrumentation :BRASS Trio/金管3重奏(Hr, Trp, Trb)
Publisher:MAESTRO, Inc.
JAN:4571632701352
Release:2025/05/20
《INSTRUMENTATION》
Horn in F
B♭Trumpet
Trombone