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名阪クラリネットカルテット様
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《概要》
この曲は、2023年に結成された「名阪クラリネットカルテット」第1回演奏会のオープニング曲として委嘱されました。題名からお察しのとおり、近代フランスを代表する偉大な作曲家「モーリス・ラヴェル」の様々な曲から印象的なパーツを拝借し、アレンジして一曲にまとめたものです。やはり原曲が素晴らしいと創作意欲がどんどん湧いてくるものです。というわけで、できるだけ原曲の心は損なわずに新しいラヴェルの世界を表現できるように考えたつもりです。また、奏者にとっても「原曲とは違うけど吹いてて楽しい」曲にしたいと思いました。これはこれでいいよね、と聴く人にも楽しんでもらえたら嬉しいです。(作曲者筆:阿部勇一氏)
曲中にはラヴェルの9つの曲からいくつかのフレーズが登場します。
・ボレロ(1928年)
・クープランの墓より(1914年 - 1917年)前奏曲・メヌエット・リゴドン
・ダフニスとクロエ(1909年 - 1912年)第2組曲
・亡き王女のためのパヴァーヌ(1899年)
・ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(1922年)
・鏡(組曲)より(1904年 - 1905年)道化師の朝の歌
・ピアノ協奏曲ト長調(1931年)
クラリネットカルテットの魅力を存分に味わえる、阿部勇一氏の「LOVE LOVE RAVEL」。近代フランスを代表する作曲家モーリス・ラヴェルの名曲たちが、斬新なアレンジで一曲に凝縮されています。
ボレロの力強いリズム、亡き王女のためのパヴァーヌの優美な旋律、ダフニスとクロエの壮麗なハーモニー、さらに道化師の朝の歌の躍動感など、9曲ものラヴェル作品から印象的なフレーズが次々と登場。原曲の魅力を損なわず、新たな響きと演奏の楽しさが詰まった珠玉のアレンジです。
「原曲とは違うけど吹いていて楽しい!」という演奏者の心をくすぐる一方で、聴衆には「こんなラヴェルもいいね」と思わせる発見と喜びをもたらします。アンサンブルコンクールやコンサートのオープニングにも最適なこの曲で、新たなラヴェルの世界を堪能してみませんか?
LOVE LOVE RAVEL 〜クラリネットカルテットのための〜 ラヴ ラヴ ラヴェル
product number:M128-CL4EN1DL
Composer:阿部勇一(Yuichi ABE)
Duration:0:04:00
Grade:4
Instrumentation :For Ensemble
Publisher:MAESTRO, Inc.
JAN:4571632700034
Release:2024/03/27
《INSTRUMENTATION》
B♭Clarinet 1
B♭Clarinet 2
B♭Clarinet 3
B♭Bass Clarinet
〜 special thanks 〜
作曲家 阿部勇一氏 Webページ
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