《概要》
金管6重奏のためのこの作品は、上方落語「愛宕山」の冒頭からインスピレーションを受けて書き上げたものです。
「野辺へ出てまいりますと春先のことで」という語り(噺家によって微妙に言葉は違いますが)から始まるこの演目は、京都の旦那が芸妓や舞妓を引き連れて愛宕山に野掛け(ピクニック)に出かけるといった内容で、曲中には落語に出てくるお囃子を取り入れてあります。
曲は三つの場面から成っており、それぞれの場面の冒頭に語りの一部を副題として用いています。
(作曲者筆:足立正 氏)
落語の要素が織り交ぜられた斬新な作品でありながら、豊かな音楽性を楽しめるグレード2.5。情景を描くような繊細な楽曲構成で、自然の息吹と豊かさを感じさせ、奥深い表現を楽しむことができる作品です。
また、初心者〜中級者まで、落語の香り漂う「野掛けの情景/Spring Picnic」の魅力を楽しんでください。
野掛けの情景/ “Spring Picnic”
product number:M241-6BEN3
Composer:足立正(Tadashi Adachi)
Duration:0:04:30
Grade:2.5
Instrumentation :For Brass Ensemble/金管6重奏
Publisher:MAESTRO, Inc.
JAN:4571632700225
Release:2024/08/28
《INSTRUMENTATION》
B♭Trumpet 1
B♭Trumpet 2
Horn in F
Trombone
Euphonium
Tuba