《概要》
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この曲は、シェイクスピア最後の戯曲「テンペスト」の中で空気の妖精エアリエル(アリエルとも言う)が登場する場面で、特に音楽と関係した部分をイメージして創られている。
弟の謀略によってミラノ大公の地位を奪われ、今は絶海の孤島に可憐な娘ミランダと隠れ住んでいるプロスペローは、習得した魔法を使ってさまざまな妖精や悪鬼を思いのままに操り、弟とその腹心に復讐を企てるが、エアリアルは、閉じ込められた松の木から助け出されて以来プロスペローに忠誠を誓い、その手助けをする。
主人に顎でこき使われ不満顔の彼だが、文句を言いつつも忠実にしかもユーモアを持って敵を追い詰めてゆく様が誠に痛快な物語である。
劇中でエアリアルは4曲もの歌を披露する事で有名だが、今回作曲のインスピレーションを得たのはそれ以外の部分「太鼓を叩きながら笛を吹いて登場、敵を困惑させながら怪しい場所へ誘導する」「見えない姿で荘重な音楽を演奏しながら登場」「女の顔と身体をし、鳥の翼と爪を持つ怪獣ハーピーの姿で登場、雷鳴を轟かせたりご馳走を一瞬のうちに消し去る」「刈り入れの農夫たちが美しく着飾って登場、彼らは妖精たちと一緒になり優雅なダンスをはじめる」等、魔法の音楽描写のシーンである。(作曲者筆:山口哲人氏)
\\シェイクスピアの名作『テンペスト』から生まれた幻想的な楽曲//
この楽曲は、シェイクスピアの不朽の名作『テンペスト』からインスピレーションを得て誕生しました。エアリエルが奏でる笛の音色は、まるで風と共に舞う幻想のよう。聴く者を夢幻の世界へと誘います。『エアリエルの笛』は、山口哲人氏による管打8重奏で、コンクールやコンテスト、演奏会などで活躍する逸品です。響きの美しさと調和の美を追求し躍動感溢れる演奏は、心に深い感動と魅惑を刻みます。
エアリエルの笛 〜シェイクスピア “テンペスト”より〜/Ariel plays the tune on a tabour and pipe
product number:M144-MIX8EN1DL
Composer:山口哲人(Akihito Yamaguchi)
Duration:0:07:33
Grade:3.5
Instrumentation :For Wind Ensemble/管打8重奏
Publisher:MAESTRO, Inc.
JAN:
Release:2024/05/28
《INSTRUMENTATION》
1. Flute(1)
2. Oboe or Flute 2
3. B♭Clarinet 1
4. B♭Clarinet 2 or Horn
5. B♭Trumpet
6. Euphonium or Trombone
7. Tuba
8. Snare Drum / Vibraphone / Tam-tam